終わりました。感無量です。
 いかがだったでしょうか? ES達の活躍は。
 さてとりあえずここでは45話と46話のあとがきのみとして、全体的な話は別のページにて。

 自分は書きたいシーンが3つあると、前にも書きました。一つはBAZZが死ぬシーン。残り二つは、今回書いた「ダークファルス扮するリコとの対話」と「英雄達の埋没」のシーンです。
 全ての謎が解明される。そのシーンとして選んだのがリコ(ダークファルス)との対話で、なんとかそれを表現できたかなぁと自負しています。途中残されたZER0達の事も挟みながらでしたけど、あちらのシーンはあちらで、旧シリーズへの自分なりなテーゼのつもりです(欲望に捕らわれたり、サイコウォンドがキーになったりするのがそうです)。
 謎の赤いアンドロイド=リコの分身だったわけですが、このネタはたぶん半分は当たっていたんじゃないですか? 自分もネタバレはしているだろうなぁと思いながら書いていたわけですが・・・実はこのアイデア、まったく何も参考にしないで思いついたものの、あとから「これって・・・Gガンダムのキョウジとシュバルツ?」ということに行き当たり、どーしようか悩みました(笑)。まぁ結局はこのままGOしたわけなんですけどね。ただ、このアイデアの大本は、実はPS2のネイとネイファーストを模した物なんです。元々ESはネイファーストの生まれ変わりにするつもりだった名残とも言えますけど。
 ダークファルスはPSO内で「破壊神」「闇の意識体」とされていて、「欲望の化身」ではないんですよね。この設定を持ち込んだのもやはり、旧シリーズあってのことです。ダークファルスはタダのラスボスじゃない。そんな印象を与える為の設定でもあったわけですが・・・こうやって考えると、旧シリーズから引っ張っている設定多いですね。ですが、知らなくてもスムーズに読めるよう、というか、知っている人をにやりとさせる程度にとどめたつもりなので、違和感はないと思いますけど・・・どうでしょうか。

 英雄達を埋葬するシーンは、BAZZが死ぬシーンを思いついたすぐ後で、書きたいと思ったシーンです。BAZZを英雄達と同列にして埋葬する。そうしたかったんです。皆さんにとってBAZZが三英雄やリコと同等の英雄だと認知して貰えたかどうか。それが僕が書いた初めての長編小説への評価になるんじゃないかなぁ、なんて思っています。

 まずは終わったことで、ホッとしています。ここまで書き続けられたのも、読者の皆さんあってこそ、です。
 感想は本当に、たまぁに貰える程度でしたが、日に日に増えるカウンターが励みになっていました。ただ読んだだけだよというあなた。そんなあなたにも私は、感謝の気持ちを伝えたい。
 ありがとうございました。
 そして、これからもよろしくです。今度はエピソード2をお楽しみ下さい。

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