いやはや、前々からきちんと計画を立てて書き進めれば、こんな事にはならなかったんだと思いますが・・・今回はかなり急ピッチで書き上げました。
 というのも、今回の第3話までを収録した同人誌を作る予定だったので、コミケ本番直前になって、大慌てで書き上げたからなんですね。なもんですから、至る所に不備があるような気もするんですが・・・全然見直してないので判りません(汗)。

 いかがだったでしょうか?この第3話は。元々、僕がこのような、あえて原作となるゲームのストーリーの台詞や進行をそのまま利用した小説を書き上げようとしたのは、この第3話がきっかけなんです。
 ファンの口からこう言っては何ですが・・・はっきりいって、この第3話は矛盾が多すぎてつまらないシナリオでした。
 何故わざわざ女神像の鍵を集めたのか?そのために取り引きしたのか?父親の言いなりになって町の人から寿命を盗んだのか?そもそも手クセを憎んでいたのか?シナリオのキーとなる部分がおざなりのまま、強制的にシナリオを進める強引なストーリー。ふた周り昔の三流RPGその物です。それでいて、ギャグっぽくしようとしているのが中途半端だし・・・。シナリオ重視のエルドラドゲートにあって、これはなんだ?ゲームのシナリオという物を判って書いてる?という疑問が沸々とわいてきて・・・。
 完全に矛盾を排除したシナリオを手直ししてみたい。元シナリオライターとして(企画を思いついたときは現役でしたけど)、チャレンジしたかった。これがこの小説をやり始めるきっかけでした。ですから、この3話はとにかく矛盾を取り除くことを最優先にしたので、本編とは違いかなりシリアスになってしまいました。それがみなさんの目にどううつるか・・・これからこの企画を進めるべきかどうか、分かれ目となる話になったなぁと、書き終えてまた思い直しています。

 さて、これから同人誌用に手直しをしないと・・・うぅ、まだ眠れそうにないなぁ(汗)<でも、久しぶりにこんな修羅場を経験して、ちょっと楽しんでたりして(笑)。

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