この話は、同人誌「マァサちゃんの幸福な日々」より抜粋し、編集し直した物です。また、同人誌では書かれなかった最後の「ZER0とクロエの会話」を追加してあります。

 当初本編では、書くシナリオの順番の問題で、「ボガード」をきちんとしたキャラとして書く予定はなく(脇役として一度登場していますが)、また筆者の趣味で(笑)アナをZER0に近づけていました。
 しかしやはり、オフィシャルでは「アナとボガードは付き合っている(っぽい)」事になってますし、少なくとも親しい間柄ではあるわけだし・・・そしてなにより、まともな男性キャラが少ないので(笑)、今後の為にもボガードを外伝や同人誌でレギュラーとして活躍できるキャラにしておきたいな、と考えて彼をレギュラーにする為のきっかけとなる話を考えていました。加えて、「どうやってアナとボガードが知り合ったのか」というあたりから書かないと本編と矛盾が生じるので、そこから話を考える事にしました。そうして出来たのが、今回の話というわけです。
 まあもう一つ理由があるとすれば、「ZER0、いくらなんでももてすぎ」ってのもあったかなぁ(笑)。そのあたりは最後に同人誌に無かった追加シーンにも現れてますよね。

 どうやってアナをボガードにひっつけるか。このあたりは悩みました。まず本編との繋がりを重視し、さらに同人誌で先行発表という事を考え「本編を知らない人も読む」事を前提に話を考えました。結果として「一目惚れはあり得ない」事と「そもそもアナは子供っぽい」「ゲームでは泣きじゃくるシーンまであったし」といったありたを考慮しつつ組み立てました。筆者の書くアナは、「アッシュに意地悪」なイメージが強くなっているかなぁというのもあったので、「本来のアナ」を引き出せるよう頑張ってみましたが・・・どうだったでしょうか? あえて「なんで、あれでアナがボガードに惚れられるんだ?」ってあたりをぼかしましたけど、ここは後々何かの形で書いてみたいなぁと思っています。

 ところで、今回のタイトルは「マリーゴールド」ですが、内容と全く繋がりがないタイトルのように見られると思いますが・・・いやぁ、このタイトルの意味を説明するの、同人誌で書き忘れた(汗)。なので、ここでもあえて直球に書くのは控えようかな。ヒントというか、意味は「花言葉を調べてみて下さい」ということで。あ、でも花言葉って一つではないらしいので・・・「○○○性格」って奴が多分あるので、それですね。それにしても、花言葉って色々あり過ぎるなぁ(汗)

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