今回はかなり難産でした。構成そのものは随分前から固まっていたのですが、執筆できる環境がなかなか整わないという筆者自身の問題が筆を鈍らせていました。その為に、実は今回の話を前後編に分ける予定ではなかったのをあえて分けました。まあ、最初の予定では前後編に分けていたのを一度一つにまとめて構成し直したのをまた分けたという状況なので、変わらないと言えば変わりはないのですがね。
 今回の話は、ルピカの失踪直後に3つのグループがどう動いたのかという説明に終始しているため、ストーリー的にはあまり進んではいない状況です。必要な話ではあるのですが、読んでいる側はどう感じるかなぁという不安はあるものの、それぞれの特徴を書けたかなぁという満足感もあったりします。ES班はESのみの描写ですが、あそこはシンプルにしないと増長してしまうかなぁと思ってESのみにしました。ZER0の心境も書いてみたかったけど、まあほぼESと同様で、ルピカへの不安がESより大きく、指揮権が移った事への不満は無いってくらいかな?違いは。あー・・・後はアレだ、指揮権移動に伴うESの機嫌を気にかける心労が増えたくらいか(笑)。
 次回はいよいよ、核心部分に触れていきます。色々張り巡らした伏線の回収が行われるわけで・・・ちゃんと書けるか筆者が一番心配しています(苦笑)。

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