Generation Phantasy

エピソード2
あとがき

 改めて、こうしてページを設けて書こうとすると・・・言葉が出て来ないなぁ(笑)
 ともかく、約2年という長い時間が掛かってしまった事が、一つ反省点として真っ先に浮かびますね。まあ、途中引っ越しの大福で2ヶ月つぶれたり、EP4の動向を見極める為に3ヶ月止めたりとかありましたけど、それにしたって、2年は長いよね。間違いなく、読んでいる途中でPSO自体に興味が無くなったりこの小説に興味を無くしたりして読まなくなった人も沢山いたんだろうなぁ。なんか悔しい。
 そもそも、EP1は46話で1年半。EP2はEP1より21話少ない全26話なのに半年も長くかかってる。これは筆者の環境が変わり、3年前のように「1週間で2話アップ」とか無茶が出来なくなったのとか色々とありますけど読者はそれ関係ないもんね。うーむ・・・確実に執筆速度が衰えてるのはいかんなぁ。
 と、愚痴を書いてますが、筆者的には大満足です(笑)。やはり、書き上げたというのは大きいですね。正直言えば、昔に比べて色々あってテンションが維持出来なくて悩んでる事多かったですけど、それをどうにか乗り切って書き上げたので、満足度は大きいです。
 それになにより、自分で言うのも何ですが・・・「腕」は上げてると思うんですよ、EP1の時と比べれば。そもそも話数ではEP1より少ないですが、1話平均の文字数は確実に増えてますからね。書きたい事はちゃんと書いて、伝えるべき事は伝えたと思う。・・・や、書き逃しを後でフォローしてたりもしてるけどさ(笑)。

 EP2はEP1を書いている最中でGC版の発表などがあり、EP1を書きながら構想を練っていました。同じ事をEP2書きながらEP4の構想とやったわけですが(笑)、EP1で終わらせる予定だった物語を、さてどうやってEP2へ持っていくか・・・というのが、最初の課題でした。結果として、「伏線だけ貼って、メンバーは入れ替える」という結論に達しました。そして産まれたのが、ZER0をリーダー兼主人公にした話。EP1で主人公だったESが立場上ラボに潜入するのが難しいかなぁというのもきっかけの一つだったわけですが、なんか脇役に徹するはずだったZER0がEP1で格好良くなりすぎたのも原因かなぁ(笑)。
 「ゲームのストリーリーを重視する」「ゲームを知らない人にも読んで楽しい物にする」が、全体のテーマであるのですが、ちょっと後者がおざなりになってしまっているかなぁという反省点がありますが、おおむね大丈夫・・・とも言えないか(汗)。とにかくEP1で書いてしまった後に発覚したゲーム設定とか、EP4で出てきた新設定などを補強していきながら書いていたので、かなりオリジナル設定が多くなってますよね。逆にそれが筆者の書く小説に置ける面白さになればいいなと開き直って(笑)書き続けましたが・・・読者にはどう捉えられたのかちょっと心配。筆者的には満足なんですが(笑)。
 特にキリーク。彼はEPαでMk2を出したりして調整してますが、EPαを読まずにEP2を読むと、意味わかんないよね(汗)。本当はα読まなくても大丈夫なように書きたかったんだけど、どうしてもねぇ・・・。αの設定は「裏設定」的な物が多いんだけど、キリークに関しては出しちゃいました。でも出しちゃった事で良くなったと思うけど。
 後は何だろう・・・制御塔の話とか調整したりとか、設定を散らさないで一カ所でやたら説明臭くなったりとか、筆者として反省すべき点は多い・・・なんかそんなんばっかり考えちゃうな(汗)。
 そ、タイトルとか悩みましたね相変わらず。気付いた人も多いでしょうが、タイトルの後ろ「〜」で囲われた部分は制御塔を除き、サントラに書かれた曲のタイトルになっています(24話だけ曲名の複合ですが)。このアイデアは初めからやってみたいなと思ってまして、実行したら苦労したと(笑)。最初は出来るだけ意訳に近いタイトルにしようとか思っていたんだけど、それだと内容にそぐわない物も多いので、単語を抜粋してタイトルを付けました。それでも相変わらずタイトルセンス無いなぁ俺・・・むしろセンス無いから曲タイトルに頼ろうとしたのに失敗してやんの(苦笑)。個人的に「Tricktrack」って曲タイトルは好きなんですが、もうちょっと格好良くタイトルに変換出来たらなぁ・・・あと好評ではないと思うけど「荒野に轟く獣の熱狂」というタイトルはちょっと気に入ってたり。エピローグのタイトルが「空蝉」なのは・・・どーなんだろうね?(笑)

 では次からは各キャラクターの裏話などをつらつらと・・・。

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