さすがに今回は前後編で終わると思っていたんですけどね・・・ラグオルに降りる前の段階が長くなりすぎました。
 本来なら削るべき所も多々あるんですけど、あえて削らないでいきます。ページ制限あるわけでもないですからね。これがサイトの良いところですが・・・後々、自分の首を絞める結果になるんだろうなぁ(笑)。
 あとはまぁ、あまりに話が進まない事に、読者である皆さんがイライラしちゃうかなぁという心配もあったのですが、ここまで付き合ってくださった皆さんなら許してくれるかなぁと甘えてみます(笑)。甘えちゃいけないんですけどね。本当は。

 今回の話は、「あの男」の傲慢さとか、悪役としてどう表現すべきかというところに力を入れました。なんかわざとらしい演技じみた・・・という表現が多いですねぇ。俺の中では「時代劇の悪役」っぽいというイメージがあるみたいですね。「あの男」に対して。
 この小説では、キリーク以外「悪役」が登場していませんでした。だからこそ、戦闘シーンでない、悪役とのやりとりとかをもっと書きたかったんですが・・・うーむ、課題は次回に持ち越しかな?
 そしてエルノア。どーすかね? 彼女のかわいらしさが伝わったでしょうか?
 マグを渡すシーンがありますが、あのシーンを「何故マグを渡す必要があるかあるのか理解できない」というプレイヤーの意見を多く見かけたことがあったので、明確にしてみましたが・・・どうでしょうか? 自分としては、エルノアらしい心情が表現できたと自負しているんですが・・・うーむ、エルノア萌えの人にちゃんと受け入れてもらえるかなぁ。

 さて、次回はとうとう・・・このクエスト最大の見せ場であり、PSOのクエストの中でも屈指の名シーンが待っています。何処まで自分の世界に引き入れて表現できるのか・・・がんばってみます。

 と、書いたのが坑道に潜るまでで中編としようとしたあとがきで・・・ここを見ている方はご存じの通り、そこからさらに中編として話は続きます(汗)。いや、4部構成でもいいんだけど・・・2シーンしかなかったので、あえて繋げました。

 というわけで、ここからは坑道からのシーンについて。
 ESにシノワレッドブレードを持たせたのは・・・趣味です(笑)。もちろん本文にあるように「武器を持ち替える」という事の意味もちゃんとあったんだけどね。いやぁ、憧れなのよシノワレッドブレード。ちゃんと伏線まで張るくらいに(笑)。あれかっこいいよねぇ。
 後、サコンとの決闘シーン。もっと緊迫したものも考えたんだけど、クエスト中のサコンの台詞とかを考えて、あえてへっぽこにしました(笑)。まぁあとは、BAZZが死んだ影響は、なにもZER0やDOMINOだけじゃないんだよってのも書きたかったというのもありました。元々BAZZとサコンの関係は前々から書いてはいましたし。
 最後のスゥとモンタギューの会話は・・・緊迫した雰囲気出てましたかね? モンタギューの台詞は緊張感無いけど、なんつーのか「ハードボイルド」っぽいのを演出したかったなぁと思って色々模索した結果なんですが・・・うーむ・・・。さりげなくESとスゥの関係がまた1つ暴かれてますが、さりげなさすぎたかなぁ?

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