実は前話と話が繋がっていたというのを、前話で感じさせないままこの話で気付かせ驚かせる。という手法を試みてみましたが・・・どうだったでしょうか? ちょっと意識しすぎて前話が簡素になりすぎてしまった感じもしましたが、とりあえずは成功・・・したかな?
 前話との繋がりはさておいて、今回は久しぶりにエルノアが登場したのが大きいですかね。でもあまり登場シーンが長くなかったのが心残り(汗)。話の流れからしょうがないとは思いましたが・・・台詞もゲーム中の台詞がほとんどで、書き足した台詞が少な目だったので、筆者としてもちょっと物足りないんでけどね(涙)。まぁ彼女は今後重要なキーになっていくので、その時にでも今回の無念を晴らしたいと思います。
 あと補足というか解説をしなければならないのは、今回作中に3つのカクテルが登場しています。有名なカクテルではありますが、一般的ではないので説明しておきます。
 まずブラックルシアン。これはコーヒーリキュール(カルーア)とウォッカで作るカクテルで、カルーアミルクよりもコーヒーの味を楽しめるカクテルです。筆者のお気に入りカクテルの1つ。ESはコーヒー通という裏設定(実は他の話でもそんな設定がちらっと出ていましたが)があったので、だったら彼女が好むお酒はこれだろう、という事で出してみました。まぁバーボンとかも似合いそうだけどね、彼女には。
 ホワイトルシアンは、ブラックルシアンに生クリームをフロート(乗っけた)したものです。カクテル版ウィンナーコーヒーと言えばイメージしやすいかな?
 レディーキラーとは、スクリュードライバーの別名で、オレンジジュースとウォッカで作るカクテル。スクリュードライバーは非常に飲みやすいくせにウォッカベースなのでアルコール度が高い。なのでこれを女性に飲ませて・・・という男の下心に活用されたために「レディーキラー」の名前がついたんです。ノルが「軟派師ともあろう人が〜」という台詞を口にしたのは、こういう理由です。ちなみにレディーキラーの称号(?)は、スクリュードライバーの他にも「フローズンマルガリータ」や「ロングアイランドアイスティー」などにも付いています(共通して、飲みやすいくせにアルコール度数が高い)。スクリュードライバーとフローズンマルガリータなら、専門店でなくとも居酒屋なんかで普通に飲めますから、男性諸君は是非!(笑)
※お酒は二十歳になってからだよ。アナは大人なんだよ身体はな(笑)。

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