色々とクエストの話をノベル化してきましたが、DLクエストは今回が初ですね。まぁだからって他と大差ある訳ではないですけど。

 今回はレンジャーという職業にスポットを当てて書いてみました。元々このクエストが、かの名作「バーニングレンジャー」のパロである事から、初めからレンジャーという職業を掘り下げて書くつもりでした。まぁその際に武器のエレメントや属性の解説なんかも加わりましたけど。
 この解説がねぇ・・・自分で言うのも何ですが、元々設定好きなこともあって、くどくどと解説を小説のくせに書いちゃう癖が僕にはあるんですよね。くどい解説は小説としては読みにくくしてしまうので、あまり好ましい事ではないんですが・・・まぁこれも僕の味なのでと開き直って書いてます。良い事ではないけどね。これが味になればいいけど・・・。

 そして今回はBAZZが主役・・・のつもりが、DOMINOが主役になっちゃったかな? 戦闘ではBAZZの独壇場だったけど、おいしいところはみんなDOMINOがもってっちゃいましたね。「バーニングレンジャー」のふたつ名は、本当はBAZZに捧げるつもりだったんですが・・・バーニングレンジャーのサブタイトルでもあり、クエスト中流れていた曲のタイトルや歌詞の中にもある「炎のAngel」というフレーズは、やっぱり女の子の方が似合うよねぇ、ということで、DOMINOに捧げました。これでやっと彼女にもふたつ名が付きました(笑)。

 今回、台詞に英語を多く使いましたね。特にDOMINOの「Roger」はたくさん出てきました。そそ、これって僕はONプレイでもショートに入れて使っているんだけど、よく「ロジャーって何?」って聞かれました。いやまぁ、読み方つーか発音的にはロジャーで間違ってないけど、これは「ラジャー」と読みます。・・・みなさんわかってました?
 それとBAZZの台詞に「It’sClobberin’Time!」というのがありましたね。これは俺の好きなアメコミ「ファンタスティックフォー」という作品で、ザ・シンクが戦闘前によく口にする台詞なんです。気に入っていたのでちょっと使ってみました。ちなみに意味は小説の中で「めった打ちにしてやるぜ」としてありますが、直訳だと「大打撃を与える時間」となり、翻訳本では「戦いのお時間だぜ」と訳されてます。微妙に意味が変わってますが・・・なんとなく「大打撃」=「めった打ち」って解釈が好きなので、僕は小説ではこちらを採用しました。関係ないですけど、どうしても「大打撃」という単語を聞くと、あの「ぷよぷよ」のアルルの台詞が頭をよぎる・・・のは俺だけか(笑)。

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