クルースニク
【解説】
クルースニックとも。スロヴェニアのイストリア地方やユーゴスラビアに伝わるヴァンパイアハンター。善(光)の象徴とされている。同地方に伝わる吸血鬼クドラクは彼の永遠のライバル。善の象徴らしく、凛とした青年の姿をしているが、クドラクと戦う際は牛や豚、猪などといった動物に化け戦う。
白い羊膜を付けて生まれた子供が後にクルースニクになると伝えられているが、逆に赤い羊膜を付けて生まれた子供はクドラク(やそのほかの吸血鬼)になるとされた。また生まれたときについた白い羊膜の一片を左の脇の下につけるか、粉末にして液体にして飲ませないとクドラクとの戦いに勝てないとも伝えられている。
伝承より「ヴァンパイアハンター」である事が重要視され、名前だけが使われているケースがゲームや小説,コミックなどで見かけることもあるが、日本ではやはりマイナー。
【設定】
豚に化けて戦うってあーた(笑)。いやでも、こういう話は結構多いんですよね。各地方に。ギリシャ神話やインド神話なんか、結構ありますよね。
上記にもありますが、筆者も彼の話はあまり詳しくはないです。しかし豚に化けて戦うことを除けば、結構面白い設定が多いんですよね。光に包まれて生まれた、という話もあったり。なのでもうちょっと詳しく調べて、彼を主役にしたゴシックホラーな小説は書いてみたいなぁと思っています。
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