【解説】
 ナイアードは「泉の精(ニンフ)」のこと。複数ではナイアデス。童話「金の斧銀の斧」に登場した泉の精も、ナイアードがモデルだと言われている。
 全てのニンフに共通して言えることだが、正直者には優しく嘘つきには厳しい。また逆に、他のニンフは人間の男性を誘惑したり求婚されたりする事が多いが、ナイアードには余りそのような話は伝わっていない。これは泉そのものに「願いを叶える」というイメージがあるためと思われる(ナイアードのイメージが泉に「願いが叶う」というイメージを付けた、とも言われているが)。
 容姿は一般的なニンフと同じで、金の美しく長い髪を持ち、煌びやかな薄布を纏っている、というもの。

【設定】
 話のネタ自体は随分長いこと暖めていた物なのですが、どうにもナイアード(泉の精)の資料が乏しく、詳しい解説が書けないのに悩んでいました。が、本題はあくまで話なので、思い切って書き上げてみました。
 性格などの設定は、童話そのまま。そこに多少「天然」を入れたってところですかね。正直、ネタ重視の話という面があるのでキャラ設定はあまり固めていないのが本音ですが(笑)。
 まあ、ネタもね・・・泉にノートPCを持っていったり落としたりってのは無いですが(そもそもノートなんて持ってないし)、原稿を落としそうになる経験なら山のようにあるからさ(笑)。たまにねぇ、原稿落としたら金や銀の原稿を貰えるんじゃないかとうつろな目のままディスプレイの前でぶつぶつ言いそうな自分が・・・(汗)。

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