九十九神

【解説】
 物に魂が宿り妖怪となったもの。「付喪神」とも表記する(読みは同じ)。作中でも語られているが、九十九神は様々な種類がおり、基本的に総称として九十九神の名は使われている。「百器徒然袋」等には様々な九十九神が紹介されている。

【設定】
 タイトルの妖怪そのものは登場しない、というこれまでとは変わったスタイルで書いてみた作品です。あるいは、一度登場している妖怪や妖精を再登場させたい、という意図もありました。折角設定したなら、もっと掘り下げてあげたかったんですよね。
 どうでもいいけど、話の「オチ」が主人公のだらしない生活態度の暴露で終わるのは何度目なんだろうか?(笑)。

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